”愛媛の鉱物・鉱山”ようこそ掲示板

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「第39回 愛媛出版文化賞」を受賞しました! - 管理人

2024/02/02 (Fri) 19:49:40

管理人です。

このたび、拙書「続・市之川鉱山物語」が
「第39回 愛媛出版文化賞」(部門賞)を受賞しました!
去る1月29日、愛媛県松山市の授賞式に埼玉からトンボ返りしてきました!
これも偏に多くの方々のご協力の賜物と、こころから感謝致しております!
簡単な写真と新聞記事などの報告を作成しましたのでご笑覧くだされば幸いです! (^^

https://userweb.shikoku.ne.jp/mineral/ichinokawa-5.htm

今後とも、よろしくお願い申し上げます。

とりいそぎ、お礼まで。

四国インターネットが復旧しました! - 管理人

2023/11/16 (Thu) 08:35:59

管理人です。
本日、四国インターネットのwebサイトが復旧致しました。
長い間、ご迷惑をおかけ致しました。
このプロバイダーは、1997年頃からお世話になっており
SNSの発達した今日では、少し時代遅れの感もあるのですが
今も大変、お世話になっております。
今はNojimaの子会社となり、本社も横浜にあるのですが
もともとは新居浜発祥のプロバイダーとして、とても愛着を持っております。
どうか、今後とも、よろしくお願い申しあげます。

とりいそぎ、お詫びとご報告まで。

お知らせ! - 管理人

2023/11/09 (Thu) 16:13:02

管理人です。

最近、四国インターネットが、セキュリティ不足という
「ERR_SSL_PROTOCOL_ERROR」の表示とともに、繋がらなくなっています。
問い合わせたところ、来週には改善するようです。
それまで、ご不便をおかけしますが
よろしくお願い申しあげます。
ブラウザ「firefox」は、正常に繋がるようです。

とりいそぎ、お詫びまで。

無名会で講演してきました! - 管理人

2023/09/18 (Mon) 09:48:50

管理人です。

さる9月10日(日)、
国内で最も伝統ある鉱物研究会の「無名会」例会(上智大学)で
「市之川鉱山の坑道の概要と巨晶の謎」と題して講演してきました。
6年前にも
「愛媛の、日本の、そして世界の誇り 市之川鉱山」
で講演させて頂いたので、今回は内容が重ならないように
坑道や巨晶の生成の謎について喋らせていただきました。
さすが鉱物界の重鎮から、鉱山会社の重役さんをはじめ
何よりも若い方々が多く、講演後は講演時間と同じくらいの
質疑応答や会員間の議論が続きました。
特に江戸時代に「白目石」と名付けられた輝安鉱が
最初からアンチモンの鉱石と認識されていた訳ではなく
銀か錫の鉱石としばらく思われていたものが
19世紀に入り、宇田川玄真や養子の榕庵が
西洋科学の助けを借りてアンチモンと同定されていくあたりは
とても皆さんの興味を惹いたようでした。
当日の即売が許可されたため、重いので15冊ほど
ウンウン言いながら持参した「続・市之川鉱山物語」も
10冊ほど売れて、帰りは身軽になり感謝感激でした。
やはり、無名会といい、鉱物同志会といい
中央の鉱物同好会は会員層が厚く、なによりも年齢層も若く
いつも、羨ましく思いながら興奮の余韻に浸ることができます。
さらなる市之川鉱山研究の意欲をかき立てる原動力でもある訳で
関係各位に、改めまして厚くお礼申し上げます。


既読スルーで、失礼しました。 - 管理人

2023/09/11 (Mon) 20:41:40

結晶編頑様

ご丁寧な記事をいただきながら、スルーして申し訳ありませんでした。
今年の夏休みは、「続・市之川鉱山物語」でお世話になった方々のお礼廻りや
何よりも、家内の実家に増築している隠居小屋の完成の最終段階で、雑務に追われて終わりました。
埼玉に帰ってからも、9月10日の
無名会での講演会の準備と前期試験に追われて
あっという間に昨日、講演会も無事終わりました。
そんな中、鉱物関係ではないのですが最近のビッグニュースは
香川県丸亀市の江戸時代の城郭絵図を手に入れたことです。(添付写真)
さっそく、市の担当者にその真贋や価値を確認してもらおうと連絡をいれたのですが
「大変、参考になりました。」との一言でした。
堪らず、「年末に帰省するのでお見せできます。」と付け加えたのですが
「またの機会に・・」とやんわりと断られてしまいました。
今は、どこの資料館や博物館でも、こんな調子ですかね?
小生なら、すぐにでも飛んでいって実物を確認しますがねえ・・

暑い夏に、寒い風がこころを吹き抜ける出来事でした。(^^;

では、また。

写真が。(*_*; - 結晶偏頑

2023/08/04 (Fri) 01:38:56

写真が入っていませんでした。????

展示会やっています。 - 結晶偏頑

2023/08/04 (Fri) 01:34:32

猛暑お見舞い申し上げます。

本来なら、残暑の季なのに、まだまだ猛暑真っ只中、
嫌いなはずのエヤコンのお世話になりっぱなしです。
埼玉も暑さでは有名ですが、いかがですか。

もう、古い話ですが、昔、日光へ旅行した時、
東京からバスで埼玉を通り抜けたことを思い出しました。
長閑な田園風景が広がっていましたが、
今はもう様変わりしているんでしょうね。

途中、バス休憩で立ち寄った所で、
めっちゃ固い煎餅を買って齧ったのを覚えています。
(あれは、草加せんべい?)

今年も、暁雨館で石の展示会やっています。
8月27日までですが、鉱物鑑定会は8月6日に行います。
時間は9:00~12:00、13;00~15:00で、
3人体制で鑑定能っていますが依頼が引きも切らずです。

遠く、高知や香川から来られた人もいて、
また、愛媛石の会の人も来て、ちょっと驚きました。

私が担当した中でも、ルチル、菫泥石、紅簾石、チタン石、
の立派な標本がありました。
さて、今年はどんな標本が来るのやら。たのしみです。

続、市ノ川鉱山物語、鉱物同志会会誌、ぼつぼつ読んでいます。

写真は、関川の透緑閃石と、エクロジャイトです。
















明屋書店(西条本店)・・ - 管理人

2023/06/23 (Fri) 10:14:48

管理人です。

明屋(西条本店)の新刊コーナーです。
ド派手すぎて、ちょっと気恥ずかしいです・・
売れなければ、とんだ赤っ恥になります・・(^^;
今回はカラー口絵と本文の大幅な増加で
大赤字の状態ですので
何卒、よろしく御願い致します。<(_ _)>


遂に、「続・市之川鉱山物語」が刊行されました! - 管理人

2023/06/11 (Sun) 09:49:59

管理人です。

お待たせ致しました! 
遂に「続・市之川鉱山物語」が刊行されました!
下は出版元の「現代図書」の紹介ページです。
800部印刷で、売り切れ御免となります。

https://www.gendaitosho.co.jp/isbn/isbn978-4-434-31232-8.html

お買い求めの方はお早めに・・(^^

先日、読売新聞地方版にも紹介記事が掲載されました。
下のwebサイトからもお読みできます。

https://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20230605-OYTNT50225/

なんとか、大きな荷物を運びきったような
放心状態で、何もする気がしません…(゜。゜)…ボー…

では、また!

記事のイメージ・・ - 管理人

2023/05/24 (Wed) 16:07:00

「水晶」の記事のイメージはこんな感じです。
高級なアート紙を使用し、全ページカラーです。
非常に読みやすく、内容のレベルも非常に高いです。
会員でなくても購入可能(一冊1800円+α)
だそうですので、ご興味のある方は
「鉱物同志会」までご連絡ください。
売り切れ次第終了だそうです。(^^;

「水晶」に掲載されました! - 管理人

2023/05/24 (Wed) 15:50:45

昨年10月、上智大学での講演
「市之川鉱山の地質的な特徴と輝安鉱巨晶の謎について」
の講演録が鉱物同志会会誌「水晶」(Mar.2023 Vol.37)
に掲載されました!
3ページほどのほんの抄録ですが
フルカラーでわかりやすく説明したつもりです。
特になぜ市之川鉱山に巨晶が形成されたのかについて
内田欽介氏の興味深い説を解説しております。
ご興味のある方は、ぜひ御覧下さい!

出版日は6月14日に決まりました! - 管理人

2023/05/03 (Wed) 20:40:31

管理人です。

「続・市之川鉱山物語」の出版日は
6月14日の大安に決まりました!
写真は旧著「市之川鉱山物語」と並べて撮影したものです。
すでに旧著は完売しておりますので
今回もご購入はお早めに・・(^^

「続・市之川鉱山物語」の表紙! - 管理人

2023/04/18 (Tue) 20:07:03

管理人です。

「続・市之川鉱山物語」の表紙が決まりました。
前著「市之川鉱山物語」に倣って桜のイメージにしました。
前回は伊藤勇先生撮影の市之川鉱山跡の桜でしたが
今回は王至森寺に咲く「鉱山の桜」です。
市之川鉱山関係者が、鉱山の形見にと鉱山跡から移植したものです。
それと、前著はブルーの配色でしたが
今回はグリーンとしました。
今回は外国人にも多くの献呈本となりますので
日本人の魂である「ゼロ戦」の色にこだわりました。(^^;

やっと終校が終わり、5月には出版予定です。
お楽しみに!

Re: 「続・市之川鉱山物語」の表紙! - たらちゃん URL

2023/04/22 (Sat) 08:22:34

いい色だと思います。
5月を楽しみにしています。

Re: 「続・市之川鉱山物語」の表紙! - 管理人

2023/04/22 (Sat) 19:27:21

ありがとうございます!
励みになります!

「続・市之川鉱山物語」出版遅れのお詫び・・ - 管理人

2023/04/22 (Sat) 23:46:30

出版社の「現代図書」より
オンラインストアのご予約者様に
出版の遅れのお詫びが掲載されていることを
「たらちゃん」様よりご指摘下さいました。
お待たせして、本当に申し訳ありません。<(_ _)>

https://gendaitosho.stores.jp/news/642a56c480c8d8002c6b00c4

「続・市之川鉱山物語」の帯付表紙! - 管理人

2023/04/18 (Tue) 20:20:41

管理人です。

「続・市之川鉱山物語」の帯付表紙は、こんな感じです。
黄色系に白地抜きなので、少し見にくいかもしれませんが
前著と2冊並べると、いいコントラストです。

題字は、前著に続いて
第51世仁和寺御門跡の瀬川大秀先生にお願いしました。
「鉱山の桜」の王至森寺の名誉御住職でもあります。

「藪い・し・やのぼやき談義」をupしました! - 管理人

2023/03/19 (Sun) 01:26:55

管理人です。

ひさしぶりに
「愛媛石の会会誌 第15号」(2021年12月発行)の小生の記事をHPにupしました。

https://userweb.shikoku.ne.jp/mineral/boyaki.htm

小生が「愛媛石の会」に入会して20年、
同会創立40周年の記念すべき号に
最近の様々な思いを”ぼやき”風に綴ってみました。
まあ、異論をあるでしょうがご海容のほどを・・(^^;

「続・市之川鉱山物語」も終校の段階になりました。
何度読んでも、誤字脱字が次々と見つかるので 、些かウンザリしています。
4月中には上梓したいと頑張っているのですが・・
手前味噌ながら、ご期待のほどを・・

では、また。

明けましておめでとうございます! - 管理人

2023/01/02 (Mon) 22:54:47

結晶偏頑様

明けましておめでとうございます。
エクロジャイトの詳しい情報をありがとうございます。
今も大ハンマーを振るってのご活躍に感嘆致します。
小生はコロナによるweb授業で2年間以上、デスクワークが続いたので
ここのところ、めっきりと足腰が弱ってしまいました。
もう昔のように四国の登山も叶わないかもしれません。
橄欖岩と同居するエクロジャイドは権現岩の北斜面に分布しているのですね。そこまでもう行けるかどうか・・
20前に新居浜で行われた国際エクロジャイト会議では
そこの立派な標本が展示されていました。苦礬柘榴石の宝石のような美しさがとても印象的でした。

https://userweb.shikoku.ne.jp/ichirota/eclo.html

エクロジャイトは研磨すると柘榴石の美しさが強調されますのでお勧めです。
小生のHPにもそのあたりのことを書いていますので、参考にしてください。
元の新居浜市立美術館にはきれいな研磨標本も展示されていました。

https://userweb.shikoku.ne.jp/mineral/nikki-17.htm
https://userweb.shikoku.ne.jp/mineral/nikki-18.htm

今、「続・市之川鉱山物語」の校正で忙しくしています。
4月までには刊行にこぎ着けたいところですが、なかなか微妙なところです。
また、新居浜の実家に小さな隠居小屋を増築中です。
これができれば、皆様とゆっくりお話する場所ができますので楽しみにしています。
どうか、結晶偏頑様もお元気にご活躍ください!
お会いできる日を、こころから楽しみにしています!

本年も、どうかよろしくおねがいします!

鉱物採集再開しました。 - 結晶偏頑

2023/01/01 (Sun) 18:57:01

明けましておめでとうございます。
地球温暖化って、・・・夏が暑いのは分かりますが、かといって、冬が暖かいかといえばそうではないんですよね。
赤石山系も中腹まで雪が降りてきて大変寒いです。

規制が解除されて、愛媛県でも、それまでは数百人規模だったコロナ感染者が3000人に迫る勢いですが、どうなるんでしょうかね。?
先が心配です。

密を避けて遠ざかっていた鉱物採集をポツポツ再開しておりますが、近年 台風による大出水も無かったので、なかなか良品には出会えません。
で、ふんだんにあるエクロジャイトに手をだしていますが、割るのが大変。!(大変だから残っていいるのですが)
ハンマーも5㎏→4㎏に下げても腰への負担は大変ですが、より良品を採集したいという執念は衰えないです。
マニアが殺到する関川で、この大型ハンマーは手放せない武器ですね。
先行者が散々手こずって、まるで鼠が齧ったようなような状態で放棄したものを、後から一刀両断で仕留めるのは快感です。

UPしたエクロジャイトですが、「含角閃石エクロジャイト」と表記しました。数年前に30㎏位のものをそのまま持ち帰っていたものを今回展示会用に割ったものです。
間口はそれぞれ、約30㎝です。
(以前、小さい欠片をここにUPしていたかもしれません?)

輝石の緑色が濃く、フレッシュで美しいことからお気に入りです。
M先生に鑑定をお願いしたときに仰ったのは、
角閃石の存在は、一旦、エクロジャイトとして生成したものの、2次(後退)変成作用を受けて一部が角閃石化したもので、この場合 原岩が元々何であったかが重要で、角閃石があっても、その中にエクロジャイトが確認されればそれはエクロジャイトで、これは充分にエクロジャイトの範疇ですよ。とのことでした。

なお、2次(後退)変成作用の説明は、上昇する過程での温度、圧力の低下によるものと仰っていたと思うのですが、この部分の解説は記憶に確信がありません。

また、この標本で私がお気に入りなのは、「ザクロ石灰簾石角閃岩」を同伴していることで、採集を始めたころ、発見されるエクロジャイトの殆どが、どんな巨塊でも、エクロジャイト単体で、どんな岩体と接していたのだろうか、その証拠が欲しいというのが尽きない興味になっていました。

典型的な「ザクロ石灰簾石角閃岩」で、ザクロ石の.結晶形もしっかりしていて、なにより赤石山系を代表する岩体と言うのがいいです。

これが、鉱物学的価値がどういうものかは分かりませんが、個人的趣向でも、目標達成は嬉しいですね。

勿論、発見した時は河原で一人万歳しましたよ。!

なぜ、他の岩体が同伴していなのかをKさんに訊いたら、「硬度差」によるものだろうとのことでした。

つまり、岩体から崩落したものが、関川を流下転石する過程で硬度の低いほうが、摩耗脱落するのでしょうが、それはもう、とてつもなく悠久の時間なのでしょう。
ならば、よくぞ残っていてくれたというところでしょうか。!

標本を前に、識者の見解や意見を聞きながらこういう議論するのは、楽しいですね。!
座学よりも現場主義です。


次の目標は「橄欖岩に捕獲されたエクロジャイト」です。
しょぼいものは何個か拾いましたが、狙いはやはり、典型的なレンズ状の大型品ですね。
この場合は、割らずに抱えて出す予定です。

話しは替わりますが、もう年が変わったので昨々秋になりますが、「銅山越」の「つがざくら」が30株ほど盗掘されたと、各局のTBで報道されていました。
さらに、昨夏?NHKの「所さんの事件ですよ」でも取り上げられていました。

番組で、市の関係者が、場所の特定にアプリを使った可能性があることを指摘していました。
そこまで操作がすすんでいるということなのか。?

これはもう悪質で、商業レベルですね。
訪れたのはもう、10年以上前ですが、植生面積は往時の1/3位になって柵に囲われた弱弱しい姿でした。

当時の伊藤さんの話によると、平地に下ろしても、経年で暫時衰退し、いずれ枯死するものなのだそうです。

本州の山岳地帯でも2000m以上の高山でしか植生しないものが、なぜ南国四国の、それも1000mそこそこのところに、なぜ植生するのか分かっていません。
それほどに貴重なものなのですが。

久しぶりに書き込んだら、ちょっと疲れてきました。
なにか、書き忘れたような。???

また、後段で。良いお正月を。!
















ご冥福をお祈りします・・ - 管理人

2022/11/23 (Wed) 08:56:50

管理人です。

この掲示板によく書き込みをしてくれていた
「紫方解石」さまの訃報が届きました。
北海道の砂金をこよなく愛し、地元の鉱物情報にも詳しく
実家に自家製の野菜をわざわざ届けてくれたこともありました。
先年には「エクロ」さまも他界され
このHPを支えてくれる方々が次第に少なくなるのはとても寂しく感じます。
そういう小生もそろそろ”老い”をそこはかとなく感じる今日この頃
収集した鉱物をはじめ蔵書類の行く末にも思いを巡らせています。
元の掲示板は閉鎖され、新しいものに変わってしまいましたが
過去の記事はすべてコピーして保存しています。
ときどき、読み返して楽しかった日々を思い出しています。
ご冥福をこころからお祈り致します。  合掌・・

「続・市之川鉱山物語」のチラシができました! - 管理人

2022/11/10 (Thu) 03:42:35

管理人です。

HPでもお知らせしましたが
「続・市之川鉱山物語」のチラシができました。
下記からコピーいただき、出版社「現代図書」に
直接、事前予約することができます。

https://userweb.shikoku.ne.jp/mineral/%E7%B6%9A%E7%B7%A8%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7.jpg

限定700部予定ですので、お早めに・・(^^

今回の目玉は
明治8年に初めて市之川鉱山を訪れた”お雇い外国人”の
Robert James Frecheville の肖像と
明治11年7月のネットー引率東大生の英文論文の
市之川鉱山部分全文を東大の許可の下に翻訳、掲載できたことです。
いずれも本邦初と思われますので 、ぜひご期待ください!
ことに、Frechevilleの肖像は「市之川鉱山物語」以来の悲願だっただけに、とても喜んでいます!
題字は、再び瀬川大秀(仁和寺御門跡)先生に揮毫していただきました!
改めまして、厚くお礼申し上げます。

現在、初校をシコシコと修正中・・
老眼と緑内障には些か辛い作業です・・(^^;

では!

栃木県立博物館で講演してきました! - 管理人

2022/11/04 (Fri) 06:49:58

管理人です。

さる11月3日、文化の日に
「栃木地学愛好会」のお招きで
栃木県宇都宮市の栃木県立博物館において
「なぜ市之川鉱山は かくも人々を魅了するのか!?
 - 私の市之川遍歴を振り返って -  」
と題して講演させていただきました。
 今回は、その魅了の原因として
 1.鉱山としての品格
 2.鉱山の地質的な特徴
 3.巨晶の謎
の三つの観点から説明して参りました。
1.の品格については
「続日本紀」の記載から始まり
木内石亭、佐藤信淵、小野蘭山、宇田川榕庵へと続く
”白目石”の認識と鉱物学的な解明への流れに触れ
明治維新後、お雇い外国人のフレッシュヴィルやネットーらの鉱山訪問、
さらには、今回、「海南新聞」の記事ではじめて明らかになった
明治24年の和田維四郎の市之川鉱山視察などを挙げ
市之川鉱山が、日本鉱山史上に燦然と輝く
重要性と品格を有する孤高の鉱山であることを
改めて、強調しておきました。
2.と3.は先の鉱物同志会での講演と重なりますが
巨晶の解明には市之川礫岩の母岩の特性の解明が
望まれることを説明し、
巨晶の美しさを影で支える礫岩のさらなる研究が
進むことが望まれると強調しておきました。
市之川礫岩と鉱床との関連は、小川琢治の論文以来
100年を経過しても今なお、地道な研究が続けられており
内田欽介氏の炭酸塩溶脱空間説、佐々木望氏の火道角礫岩説などを挙げて
未だ解明されていない謎が人々を魅了し続ける根源となっていると
ややレトリックに話を締めくくらせていただきました。

 当日は博物館の玄関で同会の鉱物展示も行われており
 地元の鉱物や書籍に加えて
市之川鉱山の母岩付き結晶や立派な輝安鉱単晶、
別子銅山のキースラガーやKS銅などもあり
同会の見識の高さや熱心さに感心するとともに
博物館が「文化の日」で無料開放であることも相まって
多くの来館者や子供達にアピールが出来ていました。
「愛媛石の会」もこうした企画があってほしいな、と
いささか羨ましくも感じた次第です。

 このような貴重な機会を与えていただきました
同会各位に改めまして厚くお礼申し上げます。


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